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但馬ヘリコミュータにおけるIFR運航の検討

1. 対象路線:但馬ヘリコミュータの「神戸ヘリポート〜但馬空港」路線
2. 検討方法:現状の方法に則りIFR運航方式案を検討し、課題の抽出と対策案の検討も行う。
3. 結果:
1)但馬空港
出発進入方式は、現状の非精密方式を採用することが可能である。但しウエザーミニマが十分小さくないので、将来的にはDGPSを利用した精密採用が望ましい。
2)巡航
現行のFIXを使用した航空路の設定が可能である、しかし直行経路でないため飛行距離が長くなる。従って先ず直行航空路の設定が必要であり、将来的にはGPSを使用した低空の直行経路の設定が望ましい。
3)神戸ヘリポート
神戸ヘリポートの蓮入方式につき以下の3方式を検討したが、いづれも現行方式内では課題がある。対策としては、先ず関西空港のレーダー・ベクターを利用した方式が考えられる。また将来的な対策としては、GPSもしくはDGPSを使用した出発・進入方式の設定が考えられる。
?現行のFIXを使用した進入方式
本方式は、関西空港への進入経路との高度の分離が出来ず、実施が困難と考えられる。

 

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